WSLでNeovimにコピペできるようにするまで
Version
OS:Windows11
Neovim: v0.10.0
Neovimの設定
init.lua
に以下の設定を入れる。
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未検証:元から設定されている場合もありそう?
Neovimを起動し、コマンドモードで以下の入力を入れる。
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出力がunnamedplus
になっていれば成功。
OSごとの追加設定
Windows(WSL)
win32yank
のインストール
以下はバージョン0.1.1の例だが、最新版を確認して適宜修正すること。
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- 解凍する
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- 解凍したファイルを設定フォルダに移動させる。 chmodコマンドで実行権限を付与する。
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- 動作確認
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これで、p
, Ctrl + V
, Ctrl + Shift + V
などのコマンドで、クリップボードの内容を貼り付けることが出来る。
Neovim -> Windows方向も可能。
Ctrl + Vが乗っ取られる現象の解決
張り付けられるようになったのはよいのだが、今度はCtrl + Vで自動的に貼り付けが発生してしまう。
これはWindows11でのWindows Terminalの設定に影響されているため、解除する。
結論
公式ホームページに全ての答えが載っている。 設定の JSON ファイル
方法
- Windows Terminalの設定を開く
Ctrl + Shift + Space
、又は画面上の▽のようなボタンを押す。設定を選択する。
- 左側のハンバーガーメニューから「操作」を選択する。
- 「貼り付け」というコマンドを探し、Ctrl + Vのキーバインドを削除する。
※Ctrl + Shift + Vの「貼り付け」については、邪魔でないのならば残しておいてもよい。
これで、Neovim起動時のCtrl + Vではビジュアルブロックモードが使えるようになる。
備考
会社のPCで導入してみたところ、コピー内容の出力に5秒程度かかった。
そしてその結果、何を張り付けても5秒かかることに。
アンチウィルスソフトのせいかWindows Defenderのせいか、それとも他によるものかは分からず、結局この設定を無効化した。
PC更新後に、また新しく入れて何が犯人かを試してみる。